横浜サイエンスフロンティア・トピックス




 2013年8月  第3回 高校生バイオサミット in 鶴岡
       
環境大臣賞
 増山七海さん
 2013年8月  第3回 高校生バイオサミット in 鶴岡
       
優秀賞
 松尾采佳さん
 2013年8月  第3回 高校生バイオサミット in 鶴岡
       
優秀研究指導者
 溝上豊教諭 
 渡辺祐司教諭



          第6回 国際地学オリンピック 

          平成24年10月 8日(月)〜12 日(金)

             アルゼンチン(オラバリア)

        参加国数  17か国   参加人数 66 名



              金メダル

 横浜サイエンスフロンティア高等学校  中里徳彦(のりひこ)さん




 平成24年 9月15日・16日  蒼惶祭

  15・16日と横浜サイエンスフロンティア高校で蒼惶祭(文化祭)があったので、両日とも生徒と一緒に行ってきました。相変わらずの賑わいぶりでしたが、学院出身のYSFH卒業生や在校生に会っていろいろと近況を聞くことができました。”それぞれの目標に向かってみんな頑張っているな”という印象を強く感じました。


     
 今年のテーマは「躍」です  屋外実習室でミニ授業  特別メニューのラーメン
   
 科学マジック実験教室  大勢の方が参加していました。








 2012年8月    スーパーサイエンスハイスクール(SSH)生徒研究発表会

   
独立行政法人・科学技術振興機構 理事長賞

  
 横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校


          パシフィコ横浜(神奈川県横浜市)





2012年3月 理研・第1回国際合理的ゲノム設計コンテスト
優秀デザイン賞(高校生部門)
 杉崎 真 さん
2012年3月 「日本農芸化学会2012年度・京都大会 
ジュニア農芸化学会」  金賞
 横浜サイエンスフロンティア高校
2012年3月  第4回・日本地学オリンピック本選
最優秀賞・茨城県知事賞(総合1位)
 中里 徳彦 さん

                                
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 横浜サイエンスフロンティア高校 TOEFL導入へ


横浜市教育委員会が小中一貫英語教育の一環などとして、大阪や新潟の高校と提携して
市立横浜サイエンスフロンティア高校の授業にTOEFLを取り入れる方針であることが24日
分かった。公立高校が連携し、授業にTOEFLを導入するのは
全国初という。

市教委などによると、連携するのは新潟県立国際情報高校、横浜市立横浜サイエンスフロ
ンティア高校、大阪府立住吉高校、府立三国丘高校、府立和泉高校の計5校。

英語の総合力(読む・聞く・書く・話す)を測定する
世界基準の英語能力判定テストを授業に
採用することによって、国際舞台で活躍できる実践的な英語力を身に付けさせるのが狙い。


山田教育長は「大阪や新潟の高校と連携し、国際社会で
対等にコミュニケーションできるレ
ベル
の英語力の育成を図る」と述べた。

3月中旬に大阪で開かれる「TOEFLアライアンス(仮称)第1回会議」に参加し、具体的な目
標などを定める方針という。

                                            平成24年 2月25日(土) 神奈川新聞より









                           

     平成24年1月5日(木) 日本経済新聞 夕刊 

           「明日への話題」

     東京大学名誉教授  和田 昭允(あきよし)




 日本史はわが国のほとんどの高校で必修ではない。日本人は自分の国の歴史を
知らなくてよいらしい。

もっとも、なまじ自虐的に教えるよりは司馬遼太郎の「坂の上の雲」でも読んだ方が
マシというならそれも一つの見識だが、そうでもなさそうだ。世界から見たら全く不思
議・不可解な姿勢だ。


 私は横浜市が開港150周年を記念して創立した
横浜サイエンスフロンティア高校
の常任スーパーアドバイザーの職にある。

 日本で初めて
”サイエンス”を冠した理系高校だ。とは言っても、偏狭な理系人間
は育てない。国語と歴史、そして英語と国際交流に力を入れる
全人教育を目指し
ている。当然、日本近代史も世界史も必修だ。


 私は授業はしないが毎週1回、数十人の生徒諸君と
サロン的な雰囲気でクッキー
をつまみアフタヌーンティーを楽しむ。

そこで「
”知恵”とは知識を繋げて”自分の智”にする閃きだ」「慈悲の心を持った知
恵者になろう」、それには「高い視点と広い視野を持とう」と触発している。


 先日の話題は「噴火で2000年前に封印された古代都市ポンペイ」。自分の頭で
キチンと考え、志を持って入学してきた連中だから、頭の回転はさすがに速い。

古代ローマ都市の美と技を知るにつけ「今日の豊かな知識は、
先人の努力の蓄積
に負ぶさっているだけだ。個人の知恵は古代人の方が勝っているかもしれない」と
合点、「それを超えよう」と、また一つ希望が増えた。


 
サイエンスの厳密な考え方に温かいヒューマンの心を重ねた彼・彼女らが、優れ
た先祖たちが築いた歴史に誇りと自信を持ち、これからの科学技術日本を背負っ
て世界に雄飛することを私は切に願っている。




           
                
      ysfh HP より














                               

  スーパーカミオカンデの光電子増倍管が

YSFHに展示されました!



   
東京大学宇宙線研究所附属
神岡宇宙線素粒子研究施設
 光電子増倍管 直径50cmあります




  SUPER Kamioka eutrino etection xperiment
         (神岡ニュートリノ検出実験)

 
SUPER Kamioka ucleon ecay xperiment
           (神岡核子崩壊実験)

                                    ※ 核子とは陽子と中性子のことです。(名前の由来は核子崩壊実験の方が先です)





小柴昌俊(こしば まさとし)東京大学特別栄誉教授の2002年ノーベル物理学賞受賞
において研究の元となったカミオカンデが前身で、1996年大きく高性能化されて稼働
しました。

場所は岐阜県飛騨市神岡町神岡鉱山の
地下1000mのところに建設されました。スー
パーカミオカンデは、
5万トンの超純水(一切不純物を含まない水)を蓄えた直径39.3
高さ41.4mの円柱形水タンクと、その壁に設置された光電子増倍管と呼ばれる光
センサー
11129本などから成っています。

ニュートリノがスーパーカミオカンデに飛び込んでくると、タンク内の水と反応して荷電粒
子が高速で叩き出されることがあります。スーパーカミオカンデでは、この荷電粒子が水
中を高速で走るときに発生する
チェレンコフ光(チェレンコフ博士が発見)と呼ばれる光を
光電子増倍管で検出します。  
陽子崩壊の時にもチェレンコフ光が発生します。





                 
※ チェレンコフ光

                           

           



エネルギーの高い荷電粒子が水などの透明な物質を通過するとき、その物質中を光よりも速いスピ
ードで通過すると青白い光を発生します。この光をチェレンコフ光といいます。

光は水の中だと約4分の3の速度になりますが、ニュートリノは真空中では光速(秒速30万km)と
同じですが、水の中でも速度は落ちません。よって水の中では光よりも速く進みます。

水中では光より速い粒子があると、そのショックで荷電粒子が飛び出し、その時にでる光がチェレン
コフ光です。


                        
※ チェレンコフ博士

                            

パベル・チェレンコフは、ロシア(旧ソビエト連邦共和国)の物理学者です。1934年にチェレンコフ
光を発見し、ニュートリノの検出装置を作った業績に対して、1958年にノーベル物理学賞を受賞し
ています。チェレンコフ光の理論形成に対して、イリヤ・フランクとイゴーリ・タム(ともにロシア)も
同時受賞しました。


                   ※ 陽子崩壊

陽子崩壊とは、物質の基本的な構成要素である陽子が、もっと軽い粒子(電子やパイ中間子など)
に変わってしまう現象です。

                           
電子
                   
                
陽子         π中間子






しかし、ニュートリノがこのような反応を起こすのは非常に稀なので、大量の水が必要と
なり、またチェレンコフ光は人間の目ではとても見ることができないくらい弱い光なので、
この実験にはどんなかすかな光でもとらえることのできるセンサーが必要になります。
このセンサーの役割を担うのが
光電子増倍管です。

1個の光電子増倍管は直径が
50cm(写真右上)もあり、職人さんがひとつひとつ手作
業で作っています。地下1000mに検出器がおかれているのは、観測の邪魔になるさま
ざまな宇宙線を避けるためです。




                 
※  ニュートリノ

物質を構成している最小の粒子を素粒子といいます。現在では、原子核の陽子や中性
子を構成する粒子(
クオーク)と電子の仲間(レプトン)が素粒子と考えられています。

レプトンのうち、電気を持たない粒子をニュートリノと呼び、
電子ニュートリノ・ミューニュ
ートリノ・
タウニュートリノの3種類あります。

ニュートリノは他の物質とほとんど相互作用することがない(私たちの体や地球も通り抜
けてしまいます)ので、観測するのが難しく、質量の有無といった基本的な性質ですら長
い間わかっていませんでした。

スーパーカミオカンデは、ニュートリノを観測し、ニュートリノが質量を持つことを発見しま
した。それまでニュートリノには質量がないと考えられていたので、ニュートリノの質量の
発見は新たな物理への扉を開くことになりました。

また、宇宙が誕生したときのビッグバンでニュートリノが大量に放出され、現在も宇宙に
漂っていると考えられています。ニュートリノを研究し、ニュートリノが持つ情報を読み解
くことで私たちは宇宙の始まりの様子を知ることができるのです。




                     知られざる宇宙の姿を透視する

                     

                 小柴 昌俊 著 (講談社 BLUE BACKS)

                   後日、推薦図書コーナーで紹介致します。

















                             

第60回全英連大会分科会(11月6日)で発表  

平成22年10月4日 日本教育新聞より

                                    ※ 全英連=全国英語教育研究団体連合会


                      国際サイエンティストに必要な英語力


横浜市立横浜サイエンスフロンティア高校(佐藤春夫校長、生徒数480人)は、全英連神奈川大会分科会2部で「サイエンスを
ベースとした英語教育の推進〜Communicative English for Global Solutions〜」を発表する。 (2日目 11月6日)


今年4月に、文部科学省のスーパーサイエンス・ハイスクールの指定を受けた同校の英語教育とは・・ 学校での授業の様子、
また、今回分科会で発表する植草透公教諭と西堀雅明教諭にお話を伺った。



(1)  独自のフラッシュ型教材を活用


”As temperatures rise, the dry ice will melt and CO2 will come out into the atmosphere ...” 火星の自然現象につい
て説明する生徒たち。実に的確にまとめて、英語で表現していく。2年生の「英語U」の授業では独自作成のフラッシュ型教材を
活用。

@atmosphere(大気) Apressure(圧力) Btemperature(気温) Cradiation(放射) といった単語を駆使して、火星の状況

を英語で表現する授業だ。



(2)  インターネットは検閲すべき?英語で論議

一方、学校のプレゼンテーションスタジオに目を移すと生徒が英語でディベートを行っている。「OCPDU」という同校オリジナルの
科目で、プレゼンテーションなどを通じてサイエンティストとして不可欠な、発表力を育成するのが目的。

今回のテーマは”Countries should not be censor the Internet.”(国はインターネットを検閲すべきではない)というもの。

賛成脈・反対脈に分かれた生徒は、自分たちの手で関連するデータを調べてまとめあげ、英文で表現し、発表していく。

他の生徒たちはその間、序論など項目ごとに論理的かどうか、きちんとした証拠に基づいているかどうか、明確かどうか、さらに
は発表するときのアイコンタクト、ボディーランゲージ、声などもチェックし採点していく。



(3)  高校の先、大学・社会人まで見据えた英語教育


本校の目的はひと言でいいますと、「国際社会で活躍するサイエンティスト(サイエンスの知識と論理性を身につけた人材)の育成
。つまり国際的な科学者や研究者として、世界で幅広く活躍できる人間を育てることです。」と植草教諭と西堀教諭。

「ですから高校生として必要な英語力だけでなく、次の段階=大学の学びに必要な英語力や、科学者や研究者となった場合に必
要な英語力の養成を目指します。それに不可欠なのが論理的思考力や表現力で、英語の授業を通してそれらも育成しようという

のが、本校の英語教育の大きな柱になっているのです。」と声を揃える。

必須科目としては、AV機器や習熟度別の学習を通して、体系的に英文法や英語構文、語彙などの基礎力を習得する「英語T・
U」 「Reading Skills」などの他、ディベートやプレゼンテーション、ポスターセッションなどを通して英語力に磨きをかける「OCPD
T・U」 「Writing Skills」などが設置されている。



(4)  英語力の指標GTECで、本校の高1生が全国高3生の平均点を凌駕

こうした授業で生徒たちの英語力は確実にアップしている。英語力の指標の1つに、英語コミュニケーション能力と4技能を測定で
きる「GTEC for STUDENTS」があるが、同校では昨年2回受けたところ「受験したのは入学後数ヶ月の高校1年生でしたが、全
国の高校3年生の平均点より高い得点を獲得。2回目にはこの1回目よりさらに40点も得点が伸びました」(植草・西堀両教諭)




(5)  海外研修や国際交流プログラムも充実

「同様に重視しているのが”百聞は一見にしかず”の精神から設置している海外研修旅行や国際交流プログラムです。」と西堀教
諭。海外研修では2年生全員が10月にマレーシアに参加、国際交流プログラムでは毎年3月に希望者がカナダのバンクーバー
で7〜10日間、現地の姉妹校に通学して、カナダの授業を体験し、文化交流・スポーツ交流も行う。

こうしたレギュラーの海外プログラム以外に
機会があれば、積極的に参加し、生徒たちに海外を体験させるのも同校の特徴だ。
各国から参加した高校生が、与えられた数学の問題にチームで協力して取り組み、プレゼンテーション形式で発表し競う「SIMC」
(シンガポール・インターナショナル・マセマティックス・チャレンジ)、今年7月20日〜8月7日には、英国ケンブリッジ大学で行わ
れた「日英高校生ワークショップ」にも参加した。




(6)  ケンブリッジ大で英国高校生と共同研究


これは創造力を培う教育に力を入れている英国クリフトン科学財団が企画したもので、英国の高校生と4人1組になって、一緒に
化学実験や生物観察に取り組むというプログラム。日本からは本校を含めて5校が参加し、最先端のナノテクノロジーや遺伝子
工学、知能科学などの分野の実験に取り組みました。」(植草・西堀両教諭)

今回の全英連の大会ではサイエンスを理解し活用して、地球的規模の課題に取り組むための実践的な英語力を、どのようにつけ
るのか・・ 「驚きと感動による知の研究」というテーマから発表し、具体的な授業実践例も紹介する予定だ。



全英連 | 第60回 全国英語教育研究大会(全英連神奈川大会)










                                

     SSH(スーパーサイエンスハイスクール)研究発表会


      横浜サイエンスフロンティア高校 ポスター発表部門で第2位!(全国118校中) 


今週8月3日(火)〜8月4日(水)にパシフィコ横浜展示ホールで開催されたJST主催の全国SSH研究発表会で、横浜サイエンスフロンティア高校は、ポスター発表部門で第2位になりました。同時に専門家による審査でも、18校の中の一つに選出され、表彰されました。

テーマは、
「動物細胞培養における血清の影響について」で、サイエンスフロンティアのみ英語によるプレゼンテーションも行いました。文部科学省からSSHに指定され、わずか4ヶ月、2年生と入学してまだ間もない1年生だけの新設校の受賞は快挙と言えそうです。




















                 

 NIE 実践指定校に選ばれました。 

(2010年 7月15日 神奈川新聞より)
 NIE = NEWSPAPER IN EDUCATION  (教育に新聞を)


                        

日本新聞教育文化財団は14日、博物館・NIE(教育に新聞を)委員会で、県内17校を初め、全国533校を2010年度のNIE実践指定校として認定した。
 
実践指定校は、都道府県に設置されたNIE推進協議会の推薦や学校からの応募をもとに同委員会が認定する。指定校には教科のなかで新聞を自由に活用してもらうため、条件に応じてその地域で購読できる一般日刊紙の購読料を同財団と各新聞社で補助する。実践は全教科・領域に及び、幅広く授業の中で新聞が使われている。


※ 県内の高校では、横浜サイエンスフロンティア高校を含め、市立2校・県立1校・私立3校の計6校が選ばれています。












 横浜サイエンスフロンティア高校とマイクロソフト社が提携


                                               



                            6月10日(木)  産経新聞より



横浜市とマイクロソフト社は、9日、同市立横浜サイエンスフロンティア高校(鶴見区)で情報通信技術(ICT)の活用を連携して
行う協定を締結した。

同社は世界で同様の取り組みを進めており、日本では同校が初という。同社は、教職員がICTで生徒の活動や成績を一元管
理できるソフトウェアや、生徒がソフトウェアの開発を行えるプログラムを無償で提供する。

同校の佐藤春夫校長は、「生徒はもちろん職員にも刺激になる」と期待している。


                         6月10日(木)  日本経済新聞より

                             
  前文略

同高校では生徒向けにITに関する講義を開くほか、自宅学習を可能にするため宿題などで必要なソフトウェアを自宅でダウン
ロードできるようにする。例えばホームページ作成やゲーム制作に必要なソフトウェアが入手できるようになる。

マイクロソフトは教育指導を効率化するため、生徒のデータを一元化するシステムを無償で構築する。これまで個別に管理し
ていた出席簿などの情報を1つのデータベースに集約することで、教員間での情報共有が可能になり、きめ細かな指導ができ
るという。





                            6月11日(金)   読売新聞より




横浜市、同市教育委員会とマイクロソフト日本法人(東京都渋谷区)は9日、同市立横浜サイエンスフロンティア高校(鶴見区)
で、情報技術を活用した教育環境づくりに連携して取り組む協定を締結した。



                              
 協定の内容

@ 同法人の最高技術責任者が同校の科学技術顧問に就任し、教員に指導・助言。生徒向けに年1回程度、先端科学の講義
を実施する。

A 同法人の教育プログラムを導入し、各生徒に合わせた学習支援や、学校と家庭の情報一元化を図る。

B 同法人のネットワークを活用し、海外の教育機関や研究者との交流を促進する ー など。


市役所での協定締結式には、同法人の樋口泰行社長が出席し、「最先端の教育環境をつくり、次世代を担う人材育成に貢献
したい」と述べた。

















                 

       5月27日   日本経済新聞  「かながわフリートーク」

            横浜サイエンスフロンティア高校 佐藤春夫校長 インタビュー


 「実験室が20室あるなど充実した施設や和田昭允(あきよし先生ら一流の科学者の話が直接聞けることが魅力になっているようだ。市外からの通学者も3割いて、湯河原町から約2時間かけて通う生徒もいる。」

「入学当初と比べて多くの生徒が授業で積極的に発言するようになった。
科学オリンピックなどへの参加意欲も旺盛だ。国際的な数学大会では校内の募集定員の2倍の応募があった。」

「その要因として、
インターナショナルスクールとの交流や海外研修に取り組んでいることがあげられる。10月には2年生全員がマレーシアの高校に行き、興味ある研究テーマを英語で発表するチャンスがある。鶴見川の水質調査からDNAの解析までテーマは様々。現地の人と交流することで”もっと勉強しなくては”と考えるきっかけになってほしい」

「大学受験について当校は難関校に合格させることだけが目的ではないが、それでも意識せざるをえない。また科学に関心を持つ子どもも育てたい。市内の小・中・高校と大学が連携して先生の交流が活発になれば、互いに助言しあうこともできる。サイエンスフロンティア高の
”にいさん・ねえさん”の背中を小・中学生に見せることであこがれの存在になる」

















横浜サイエンスフロンティア高校が、文部科学省が指定する「スーパーサイエンスハイスクール」(略称「SSH」)の平成22年度指定校に決定しました。

     平成22年度SSH新規指定校36校 (指定期間5年:22年度〜26年度)






                 

        
  横浜サイエンスフロンティア高校の取組内容



横浜サイエンスフロンティア地区(京浜臨海部研究開発拠点)に位置する立地条件と小学校から大学までを設置する横浜市の恵まれた特性を生かした研究及び開発を進める。

         

  科学する心を育成する教育環境の構築

科学に対する興味・関心の変化など参加者へのアンケートや横浜市学力学習状況調査を継続的に行い、検証


        

  知識・知恵連動の教育プログラムの開発

スーパーアドバイザー・科学技術顧問による講演、宿泊研修、探究心を育てる「ScienceLiteracy」、「Saturday Science」の実施等


        

  世界に通用するコミュニケーション力の育成

海外研修旅行をはじめ、Science Immersion Program、語学研修などを計画的に実施


     

    スーパーサイエンスハイスクールとは

将来の国際的な科学技術関係人材を育成することを目指し、理数教育に重点を置いた研究開発を行う高等学校を文部科学省が指定するもの


           

  林市長のコメント

「科学技術先端都市・横浜」そして「科学技術創造立国日本」の将来を担う人材育成の拠点となるサイエンスフロンティア高校が、SSHの指定を受けたことで、未来を切り拓いていく子どもたちの夢と希望をかなえていける学校として発展し続けることを期待します。


                                                         ※ YSFHメールマガジンより抜粋





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